海と山を結blog☆


山は海に流れ流れて、海は山に降りそそぐ。全てのいのちはめぐりめぐる。
by kohtaboy_gabihan
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憲法と安保
from 辺野古と高江に軍事基地は作ら..
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カテゴリ:核/ 原発( 4 )


僕たちを支えているもの

 更新がすっかり遅くなってしまいました。

 先週市民有志で企画した「祝の島コタツだんらんツアー in 信州」は、無事大成功のうちに幕を下ろしました☆予算ゼロからスタートした企画でしたが、定員以上の参加者を集めることができ、何とか赤字を出さずに済みました!よかったぁ~~~♪♪♪

 公式上映人のやっちゃん、素敵な人でした。コテコテの関西弁で、常に笑いを取ろうとする貪欲な姿勢、さすが関西人!!といった感じでした。やっちゃんは今は「祝の島」公式上映人として日本全国を飛び回っていますが、それまでは食品添加物製造やコンビニの総菜製造、リクルートの求人などに携わり、現代の「食」を支えている裏の部分を見てきたそうで、「食」についてのお話もとても興味深かったです。

※そんなやっちゃんもブログをやってますので、ご覧になってください。
 『食はイノチ∞祝ふは暮らし∞ラブライフ』
 URL: http://ameblo.jp/greenchildren-ecomandan/


 「祝の島」、今回初めて観ましたが、これまで観てきた映画ではあまり感じることのなかった「ユーモア」に溢れ、最後にはほっこりと心温まる映画でした。また、撮っている側と撮られている側の厚い信頼関係がひしひしと伝わってきました。

 祝島の人々の日々の暮らしぶりや島に対する想いが坦々と綴られた映画なので、ハリウッド映画のようなストーリー性のある映画を期待して観ると、期待外れだったと思ってしまうかもしれません。

 けれど、この映画には、祝島の人達の姿に笑ったり、泣いたりできるシーンがいくつもあります。スクリーンに映し出される島の人達の表情が豊かなのはもちろんのこと、観ている側の表情も豊かになります。

 今回のコタツだんらんツアーには子連れで参加された方が大勢いましたが、親と一緒に食い入るようにスクリーンを見ていた子供達も少なくありませんでした。

 魚が釣り糸を引く力で、何の魚が釣れたか当ててしまう漁師のおじさん。祖父が30年かけて造り上げた石垣の棚田で稲を育てる農家のおじさん。島で唯一海女として生計を立て、みんなを笑わせることが好きなおばさん。

 自然と共に生きている祝島の人々の姿を見ていると、なんで祝島の人々が、「オカネ」や「権力」をちらつかせて「ゲンパツ」を押し付けようとする電力会社や国に対し、28年もの間「NO!!」の声を上げ続けているのかよくわかります。

 それは、祝島の人々が日々の暮らしの中で、何が自分達の生活を支えているのか、ちゃんと実感しながら生きているからだと思います。

 「原発を受け入れることでもらえる泡銭は、すぐに消えてなくなってしまう。でも、一度埋め立てられた海は二度と元に戻らない」。「欲を肥やして、足らないものばかりを求めていても豊かにはなれない。身の丈に合った生き方をしなければいけない」。 

続きはこちら・・・
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by kohtaboy_gabihan | 2011-06-26 00:20 | 核/ 原発

放射能戦争

 未だ予断を許さぬ福島原発。昨日も新聞を読んでいたら、3号機の原子炉の温度が200度を超えたという記事を見つけ、ギクリとしました。

 原子炉の耐熱温度は300度で、しかも3号機は、京都大学の小出裕章先生が「人類史上最悪の毒物」と言っていたプルトニウムを使ったプルサーマル発電を行っている原子炉です。もしこれで事態がさらに悪化してしまえば、いよいよ・・・ということになってしまいます。

 今は、猛烈な放射能が降り注ぐ過酷な状況下で命がけの作業を行っている原発作業員の無事と、最悪の事態が回避されることをただただ祈るばかりです。

 さて、福島原発事故についてのDVDを制作した藤本幸久監督が、先月2日の「辺野古を考えるドキュメンタリー映画上映会」で松本に来られた際、こんなことを言っていました。

 「今の日本の状況は、昭和20年(1945年)の1月頃だと思えばいい」

 それはなぜか?

 昭和20年の1月と言えば、アジア太平洋戦争が終わる半年ほど前であり、日本では敗戦の色が徐々に濃くなっていた時期です。その後、3月には東京大空襲が起こり、続いて悲惨を極めた沖縄戦が繰り広げられ、最終的には広島と長崎に原爆が投下され、「THE END」となりました。

 しかし、藤本監督曰く、そんな時期にあっても昭和20年1月当時の日本国内には楽観ムードが広がっており、多くの人々は「日本はまだ勝てる」と思っていたそうです。

 そしてこう続けました。

 「そんな当時の状況が、今の日本の状況に似ている」と。

 福島原発から漏れ続ける放射能の猛威は未だ衰えることを知りません。ついに、原発から半径20キロ圏内に住む人々は自分の家を去らなければいけなくなってしまいましたし、20キロ圏外の一部地域でも人が住めなくなってしまいました。

 さらに、福島県の子供達の放射能に対する基準値が1ミリシーベルトから20ミリシーベルトへと一気に引き上げられてしまいました。放射能による海洋汚染も、食物連鎖により今後さらに深刻な事態に陥っていくことは避けられません。

 にも関わらず、今の日本には「復興」ムードが広がり、楽観的な雰囲気が漂っています。

 藤本監督は言いました。

 「今、日本は戦時の真っただ中を生きている。原発事故によって引き起こされている問題にしっかりと目を向け、自分の頭で考えて行動しなければ、さらなる破局が訪れるかもしれない・・・」。

 原発から半径20キロ圏内が警戒区域にされた日、テレビのワイドショーを見ていたら、テレビ局の人が20キロ圏内にある自分の家から去ることを拒否していたおじいさんに電話でインタビューしていました。

 そのおじいさんはこう言いました。

 「たとえ放射能に汚染されたって、俺はここから出ていかねえ」。

 その言葉を聞いた時、沖縄の平和の礎でおばあから聞いた話をふと思い出しました。そのおばあの祖父母も、沖縄戦が始まる直前、九州に疎開することを勧められましたが、「わしらは芋の根っこを食べてでも、沖縄に残る」と疎開を断り、悲惨な戦争の中で命を落としました。(※『8月15日と6月23日』の記事を参照)

 また、僕が2009年5月に沖縄に移住して間もないころ、地元の新聞の投稿欄を読んでいたら、戦争を生き抜いたおじいの投稿がありました。その中でおじいは、「今の日本は、戦前の頃に似ている」と書いていました。それを読んで、とてもびっくりしたのを覚えています。

 まさか今、こんな形で戦争に巻き込まれてしまうなんて・・・

続きを読みたい方はこちら・・・
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by kohtaboy_gabihan | 2011-05-10 16:52 | 核/ 原発

上関原発、新たな訴訟

 辺野古や高江だけでなく、以前紹介した、原子力発電所が造られようとしている、山口県の上関町においても事態は変わってきています。

 以前、中国電力は、原発工事に抗議している祝島住民らに対し、作業妨害をしているとして、仮処分の申し立てを行いました。

 さらに今度は、抗議活動をしている4人に対し、作業を遅らせた等として、4800万円の損害賠償を求める裁判を提訴しました。

 『抗議活動で工事遅れと市民団体メンバーを訴え 上関原発で中国電力』 (産経ニュース 12/15)

 住民の意見も聞かずに、頭ごなしに原発建設を決め、工事を強行し、それに抗議する人々を、司法の力で排除するという、何とも卑劣なやり方を、中国電力は堂々とやっています。

 これに司法が力添えしてしまえば、もはやこの国に民主主義は通用しなくなってしまいます。

 「大」の力の前に、「小」が抵抗できるように、いろんな形で応援する方策を考えていかなければなりません。

※辺野古に関する記事も併せてどうぞ

 沖縄タイムス 社説 『辺野古見直し ― 「捨て身の一石」が波紋』
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by kohtaboy_gabihan | 2009-12-19 13:31 | 核/ 原発

上関原発と祝島

 現在、辺野古や高江だけでなく、山口県の上関(かみのせき)町でも、事件は起きています!!

 瀬戸内海に面する上関町には、27年以上も前から中国電力による原子力発電所の建設計画があります。その原子力発電所は、海を大規模に埋め立てて建設されるというものです。

 その計画に対し、建設予定地から4km離れた島に住む、祝島(いわいしま)の住民達が、自らの生活、そして生活を支える自然環境を守るために、必死に抵抗しています。

 この祝島周辺の海は、瀬戸内海においても貴重な自然が残っている場所であり、世界で最も小さなイルカであるスナメリが棲む地域です。

 しかし、地元住民の抗議を無視し、中国電力は埋め立てのための工事を強行してきました。

 それに対し、祝島の人々や、彼らの応援に駆け付けた人々が、自らの生活を犠牲にして、工事の阻止活動を続けています。彼らの必死の抵抗により、未だに工事はほとんど進められていません。しかし、いつ工事が強行されてもおかしくない状況にあります。

 その時の映像をyoutubeで見ましたが、その光景は、辺野古の海上阻止行動の時のものと全く同じでした。防衛局の職員が、中国電力の職員に化けただけという感じです。

 そして、中国電力は、こうした状況を打開するために、祝島住民に対し、仮処分申し立てを裁判所に訴えました。これは、防衛局が高江住民に行ったことと、全く同じものです。中国電力も、抵抗する人々を司法の力でねじ伏せようとしているのです。

 原発問題の構図は、基地問題とほとんど一緒です。

 原発を受け入れると、「交付金」が地元住民に支払われ、原発で働くこともできます。上関原発計画においても、祝島住民以外の周辺住民は、お金をもらい、原発を受け入れてしまっています。

 一度、電力会社に勤める人から聞いたことがありますが、原子力発電所を造ると、何百億円もの利益が得られるそうです。

 しかしながら、現在の日本の電力供給はもう十分であると言われています。

 政府にしても、企業にしても、自らの利益のためなら、その地に住む人々が犠牲になろうと関係ないと、考えているとしか思えません。

 この国は、一体何を守っているのか??

 それが、人々の「命」ではないということは、辺野古や高江、祝島の問題を見ているとよくわかります。

 だからこそ、市民レベルで、「命を守る」ためのアクションを起こしていかなければならないのだと思います。

 そうすれば、きっと人の心は変えられるはず。

※上関原発問題に関するブログ
  祝島島民の会blog http://blog.shimabito.net/

  RadioActive http://radio-active.cocolog-nifty.com/

 また、一昨日の沖縄タイムスの社説が印象に残ったので、ぜひ読んでみてください。

 沖縄タイムス 社説 『命の教育-「直接体験」が育む感性』
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by kohtaboy_gabihan | 2009-11-29 14:18 | 核/ 原発