海と山を結blog☆


山は海に流れ流れて、海は山に降りそそぐ。全てのいのちはめぐりめぐる。
by kohtaboy_gabihan
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憲法と安保
from 辺野古と高江に軍事基地は作ら..
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もしもストーリー

 この前書いた「もしも普天間基地がヤフーオークションに出品されたら・・・」の記事をもとに、こんなストーリーを考えてみました。

 ―ある日の防衛省官僚とアメリカ軍幹部の電話での会話―

 アメリカ軍幹部 「普天間基地ノ移設先ハ、モウ決マリマシタカ?」

 防衛省官僚 「いえ、一生懸命候補地を探しているのですが、まだ決まっていません」

 米軍 「辺野古ハ、ヤッパリダメデスカ?」

 防衛省 「沖縄県民の反対が強く、とても建設できそうにありません」

 米軍 「ソウデスカ・・・。沖縄ノ人達ハ、優シイデスシ、海モキレイナノデ、沖縄ニ基地ガ欲シイデスガ、彼ラガ反対シテイルノナラ、仕方アリマセンネ」

 防衛省 「申し訳ありません。こちらとしては、あらゆる手段を使って、基地建設を強行しようとしましたが、人々の声を封じ込めることはできませんでした」

 米軍 「デハ、沖縄ガダメナラ、ドコニ移スツモリデスカ?」

 防衛省 「沖縄県以外の自治体も、みな受け入れには反対しています」

 米軍 「ソウデスカ・・・。デモ、基地ヲ造ル約束ハシタハズデス」

 防衛省 「はい、それはわかっています。そこで、一つアイデアがあります」

 米軍 「ソレハ、何デスカ?」

 防衛省 「普天間基地をヤフーオークションに出そうと思っています。もしかしたら、どこか買い手が見つかるかもしれません」

 米軍 「ウーン・・・。候補地ガ見ツカラナイノナラ、ショウガナイデショウ」

 防衛省 「それでは、普天間基地をヤフーオークションに出品します」

 「カチッ」 ― マウスのクリック音

続きはここをクリック
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by kohtaboy_gabihan | 2009-11-30 13:55 | 雑感/ 空想

上関原発と祝島

 現在、辺野古や高江だけでなく、山口県の上関(かみのせき)町でも、事件は起きています!!

 瀬戸内海に面する上関町には、27年以上も前から中国電力による原子力発電所の建設計画があります。その原子力発電所は、海を大規模に埋め立てて建設されるというものです。

 その計画に対し、建設予定地から4km離れた島に住む、祝島(いわいしま)の住民達が、自らの生活、そして生活を支える自然環境を守るために、必死に抵抗しています。

 この祝島周辺の海は、瀬戸内海においても貴重な自然が残っている場所であり、世界で最も小さなイルカであるスナメリが棲む地域です。

 しかし、地元住民の抗議を無視し、中国電力は埋め立てのための工事を強行してきました。

 それに対し、祝島の人々や、彼らの応援に駆け付けた人々が、自らの生活を犠牲にして、工事の阻止活動を続けています。彼らの必死の抵抗により、未だに工事はほとんど進められていません。しかし、いつ工事が強行されてもおかしくない状況にあります。

 その時の映像をyoutubeで見ましたが、その光景は、辺野古の海上阻止行動の時のものと全く同じでした。防衛局の職員が、中国電力の職員に化けただけという感じです。

 そして、中国電力は、こうした状況を打開するために、祝島住民に対し、仮処分申し立てを裁判所に訴えました。これは、防衛局が高江住民に行ったことと、全く同じものです。中国電力も、抵抗する人々を司法の力でねじ伏せようとしているのです。

 原発問題の構図は、基地問題とほとんど一緒です。

 原発を受け入れると、「交付金」が地元住民に支払われ、原発で働くこともできます。上関原発計画においても、祝島住民以外の周辺住民は、お金をもらい、原発を受け入れてしまっています。

 一度、電力会社に勤める人から聞いたことがありますが、原子力発電所を造ると、何百億円もの利益が得られるそうです。

 しかしながら、現在の日本の電力供給はもう十分であると言われています。

 政府にしても、企業にしても、自らの利益のためなら、その地に住む人々が犠牲になろうと関係ないと、考えているとしか思えません。

 この国は、一体何を守っているのか??

 それが、人々の「命」ではないということは、辺野古や高江、祝島の問題を見ているとよくわかります。

 だからこそ、市民レベルで、「命を守る」ためのアクションを起こしていかなければならないのだと思います。

 そうすれば、きっと人の心は変えられるはず。

※上関原発問題に関するブログ
  祝島島民の会blog http://blog.shimabito.net/

  RadioActive http://radio-active.cocolog-nifty.com/

 また、一昨日の沖縄タイムスの社説が印象に残ったので、ぜひ読んでみてください。

 沖縄タイムス 社説 『命の教育-「直接体験」が育む感性』
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by kohtaboy_gabihan | 2009-11-29 14:18 | 核/ 原発

もしもこんなことがあったら・・・

 毎日、基地問題のことを、自分一人の頭の中で、あれこれ考えてみても、現実との違いに気が滅入ってしまいそうになることがあります。

 時々は、おもしろいこと、空想めいたことを考えて、気を紛らしています。

 最近ふと思いついたことは、代替基地候補地がなかなか決まらない普天間基地を、いっそのこと、ヤフーオークションに出品したら、どうだろう???ということ。

 もしかしたら、物好きな人が買い取ってくれるのでは?

 ズバリ、売り文句は、

 「世界最強の軍隊、アメリカ軍が、全ての脅威からあなたを守ります!!」

 米軍基地を買うことのメリットとして、

 「米軍がいれば、今日本の脅威となっている北朝鮮の核爆弾があなたの家に落ちることはありません!」

 「さらに、軍備を拡張している中国軍からも守ってくれます!」

 「かっこいい戦闘機やヘリコプター、戦車を間近で見ることができます!」

 「日々の戦闘訓練で鍛え上げられた米軍兵士と知り合うことも可能!」

 「さらに、日本政府からは、基地を受け入れたということで、多額のお祝い金がもらえます!」

 「米軍基地での働き口が創出されるので、地域経済の活性化にも貢献できます!」


 これだけのメリットがあれば、買いたいと思う人もいるかもしれません。

 ただし、下の方に小さく注意書きも書かなくてはなりません。

 「戦闘機やヘリの訓練は、昼夜を問わず、毎日行われるので、騒音に悩まされる恐れがあります」

 「また、訓練中の予期せぬアクシデントにより、戦闘機やヘリがあなたの家に墜落する恐れがあります」

 「実弾射撃訓練の際には、流れ弾が飛んでくる可能性があります」

 「激しい訓練により、ストレスの溜まった兵士が、あなたやあなたのご家族に危害を加える恐れもあります」

 「さらに、基地汚染により、周辺の自然環境が破壊される恐れもあります」

 さて、この商品、あなたならいくらで買いますか???

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by kohtaboy_gabihan | 2009-11-26 12:15 | 雑感/ 空想

ジュゴンの見える丘

 この前、かねてから一度は行きたいと思っていた「ジュゴンの見える丘」に行ってきました。

 ジュゴンの見える丘は、辺野古から車で北へ30分ほど行ったところにある「嘉陽(かよう)」という地区にあります。嘉陽の浜にも、ジュゴンの餌である海草が生えていて、それを食べにジュゴンがやってくるそうです。その浜を見下ろすことができるのが、このジュゴンの見える丘です。

 この日は天気が良く、ジュゴンの見える丘からの景色は絶景でした!!
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 大浦湾の南に広がる辺野古の海やキャンプ・シュワブも見ることができました。
 
 もともとこの場所は、パラグライダーやハングライダーが飛び立つ場所として切り開かれたそうです。

 この日は、残念ながら、ジュゴンを発見することはできませんでしたが、素晴らしい景色に感動しました。

 嘉陽の浜では、防衛局に雇われた調査員達がやってきて、ジュゴンの食み跡を調査していました。

 この嘉陽の海も、辺野古に新基地ができてしまったら、大打撃を受けます。基地ができてしまったら、おそらくジュゴンが来ることはなくなるでしょう。また、この空をヘリや戦闘機が日夜飛び交うことになります。

 とても信じられませんが、日米両政府は、それを実現するために必死になっています。「そんなことに必死にならなくてもいいのに・・・」と、思ってしまいますが・・・

 ジュゴンの見える丘に行くには、山道を少し歩かなければいけませんが、その山道から見える景色もきれいです。
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 また、この場所には沖縄出身歌手のcoccoも訪れ、ジュゴンのことを想いながら、『ジュゴンの見える丘』という曲を作りました。

 さらに、先週の18日には、昨年上映されたcoccoの初ドキュメンタリー映画『大丈夫であるように ―Cocco 終らない旅―』のDVDが発売されました。しかも、初回限定版には、初音源化楽曲『鳥の歌』のCDが付いています!

 と、宣伝しておきながら、僕はその映画を見たことがありません(笑)DVDを買いたいところですが、僕の安い給料では、なかなか手が届きません・・・(泣)

 もし、見た人がいたら、ぜひぜひコメントを書いてください。 
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by kohtaboy_gabihan | 2009-11-24 16:46 | 辺野古(へのこ)

沖縄の空

 沖縄は雲の動きが速いので、空の景色も様々に変わります。テント村で座り込んでいる時も、よく空を見上げて、景色の移り変わりを楽しんでいます。今までの自分の人生の中で、こんなに空に関心をもったことはありません。
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 でも、このきれいな空にも米軍基地がある。空だけじゃなく、海にもある。

 沖縄の陸も、海も、空も、米軍のものなのか??
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by kohtaboy_gabihan | 2009-11-23 23:31 | テント村

高校生との会話で・・・

 昨日、バイト先の高校生と話していたら、「まだ基地の反対活動してるんですか?」と聞かれたので、「やってるよ」と答えました。

 そして、その高校生が次に聞いてきたことは、「でも、実際に基地が沖縄からなくなったら、基地で働いている人達が職を失うし、ただでさえ沖縄は失業率が高いんだから、やばいんじゃないですか?」、ということでした。

 まさか、高校生からこんなことを言われるとは思っていなかったので、びっくりすると同時に、悲しくもありました。

 前にも、同じ職場の社会人の仲間からも同じことを言われたことがあります。

 大人がそういうことを言うのはわかりますが、基地がないと困るわけでもない高校生から同じことを言われると、困惑してしまいます。

 基地が60年以上もあり続けると、基地に対する人々の考え方まで変わってしまうのだな、とつくづく感じます。それと同時に、沖縄の人々にそういう考え方を植え付けるために、日米両政府は住民の意見を無視して、様々な策略を考え、実行してきたのだな、ということも痛感しました。

 僕はその高校生の質問に対し、「米軍が日本から撤退したら、毎年2000億円以上も払っている思いやり予算を払わなくてもよくなるわけだから、そのお金を沖縄の経済活性化のために使った方が、よっぽどいいんじゃない?」と、答えました。

 そしたら、その高校生も納得してくれましたが、別の質問も投げかけられました。

 「でも、実際アメリカ軍が日本にいるから、日本で戦争が起きなくて済んでるんじゃないですか?」

 その問いかけに対して僕は、「北朝鮮は危険な国家だって言うけれど、今の日本の軍事力は世界7位の規模だし、北朝鮮は20位以内にも入ってないよ。しかも、貧困にあえいでいる人達がたくさんいるのに、戦争なんかできるはずがないよ。核爆弾を作ってるからとか言うけれど、核爆弾を日本に落としたって、その場所には誰も住めなくなるんだから、落とす意味がないよ」、と答えました。

 彼はそうした事実を全く知らなかったようで、僕の話を聞いて、とてもびっくりしていました。

 その高校生だけでなく、ほとんどの人はそういった事実を知らないと思います。メディアは一切そういうことを報道せずに、北朝鮮や中国の脅威ばかりを強調し、国民を怯えさせています。

 そうした報道によって、米軍基地の存在を肯定させようとしています。実際、沖縄の新聞で読者の投稿欄を見ていても、「北朝鮮や中国は危ないから、米軍基地はあるべきだ」という意見が見受けられます。

 しかし、普天間基地や嘉手納基地の騒音被害などを知っていたら、米軍基地について肯定的な意見をもつことは、まずできないと思います。

 実際、今の名護市にはそれほど米軍機が飛んできません。キャンプ・シュワブのある辺野古は人口の少ない東海岸に位置し、人口が多い名護市街は山を隔てた西海岸にあります。だから、多くの名護市民は基地被害の実態を知りません。

 でも、辺野古や高江に基地が新たに造られてしまったら、沖縄北部全体が米軍の訓練場に変貌してしまいます。沖縄本島西側にある伊江島にも米軍の訓練場があるので、辺野古から伊江島に行く時は、必ず名護市街上空を飛ぶことになります。

 名護市は、「新しく基地を造っても、住宅地上空を飛ぶな」と要求していますが、米軍がそれを守るはずがありません。現に、普天間や嘉手納では全く守られていないんですから。アメリカの公文書でも、「住宅地上空を飛ぶこともありうる」と書かれています。

 もし新基地ができて騒音被害に苦しみ、それから米軍に文句を言っても、その時には後の祭りです。一度造ってしまえば、後は米軍の勝手です。日本政府は何も言えません。それが今の日米関係です。

 だから、そうなる前に、なんとか阻止しなければいけません。起きてから動いても、時すでに遅しです。

 阻止するためには、もっと多くの人が、基地問題の実態について知ることが必要です。

 しかしながら、今のメディアの報道は、「普天間基地の代わりをどこに造るか」ということばかり言っているだけで、問題の実態を深く報道してくれないのが、残念でなりません。

 とりあえずは、個人の力で何とかしていくしかないようです。

 もし、みなさんの方でも何かいいアイデアがあれば、コメント欄に書いてもらえるとありがたいです。

 基地建設ストップのためには、「力」ではなく「知恵」でたたかうしかありません。
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by kohtaboy_gabihan | 2009-11-20 13:33 | ウチナーとヤマト

普天間基地・嘉手納基地

 以前、普天間基地と嘉手納基地を見に行ったことがあります。普天間基地は一度見たことはあったのですが、嘉手納基地はまだ見たことがありませんでした。

 まず、嘉手納基地を見るために、「道の駅 かでな」に行きました。その展望台から嘉手納基地を眺めた時、その圧倒的な広さに、とてもびっくりしました。
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 その広さは、羽田空港の約2倍だそうです。嘉手納町の全面積の80%以上が米軍基地に占領されています。それが、沖縄本島の真ん中にどん!と居座っているのです。

 また、広さもさることながら、戦闘機の多さにもびっくりしました。何機もの戦闘機が爆音を撒き散らしながら離着陸を繰り返していました。本当に戦場さながらの光景でした。

 戦闘機のキーンという金属音は、非常に不快にさせる音でした。こんな爆音を毎日のように浴びせられたら、身体的にも、精神的にも、多大な苦痛を被ることは容易に想像できます。

 道の駅の展望台には、戦闘機マニアのような人達がおり、その人達は、望遠カメラを構えて、シャッターチャンスを窺っていました。しかし、それらの戦闘機が戦場に飛び、爆弾を落とし、その下にいる人々を殺していく光景を見たら、いくら趣味だと言っても、戦闘機を撮ることはできなくなると思います。

 次に向かったのが、今話題になっている普天間基地です。

 前回と同じように、普天間基地の南側にある嘉数高台公園の展望台から見ましたが、やはり、市街地の真ん中に米軍基地があるという異様な光景は変わりありませんでした。
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 普天間基地は、主にヘリコプター訓練のための飛行場として使われていますが、僕が行った時は、戦闘機が何機も飛び回り、嘉数高台のすぐ横を通過して、普天間基地に着陸していきました。あまりに近く、操縦している兵士の姿が肉眼でもよくわかりました。
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 動画で撮影したら、戦闘機の騒音がどれだけひどいものかわかったんですが、そこまで頭が回りませんでした・・・

 また、普天間基地の東側にある佐喜眞美術館の展望台からは、ヘリ1機がタッチアンドゴーの練習を繰り返し行っているのが見えました。タッチアンドゴーとは、高度を下げていき、滑走路にタイヤを付けてから、すぐにまた飛び立つという訓練です。普天間基地では、この訓練が主に行われています。
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 3年前に普天間基地を訪れた時には、米軍ヘリが墜落した沖縄国際大学にも行き、ヘリが激突して黒焦げになった壁を見ました。当時は新しい校舎を建築していましたが、その校舎はもう出来上がっていました。しかしながら、またいつ同じようなことが起きるかわからないという危険性は、何も変わっていません。

 普天間基地を見学して帰る途中、交差点で信号待ちをしていたら、突然戦闘機のものすごい爆音が近付いてきました。周りは建物ばかりで、どこから戦闘機が来るのかわからなかったので、「もしかしたら、墜落するんじゃないか」という不安がよぎり、体が硬直しました。そして、見上げたら、すぐ真上を戦闘機が通過して行きました。

 それほどに戦闘機の騒音はすさまじいです。この危険性を一刻も早く除去することは、とても重要なことです。

 しかし、それが、「早く新しい代替基地を造らなければいけない」という主張の根拠にはなりません。危険な基地はどこにあっても危険です。

 移設問題見直しには、それ相応の時間が必要です。でも、普天間基地の危険性を早く取り除かなければいけない。

 それならば、一旦普天間基地の機能を停止させるか、訓練回数を大幅に削減するかの措置をとったらいいと思います。一時的に戦闘機やヘリをアメリカ本国に持って帰って、そこで訓練を行えばいいのではないでしょうか?

 その間に、移設問題について住民を交えてしっかりと議論を行い、皆が納得できる結論を導き出せばいいはずです。

 そうしたことをせずに、住民の頭越しに結論を出して、押し付けてくるのならば、国民の失望を招き、社会は一層混乱してしまいます。

 そうならないためにも、しっかりと腰を据えて、住民と面と向かって話し合うことが、民主主義国家の政府が進むべき道ではないかと思います。
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by kohtaboy_gabihan | 2009-11-18 13:23 | 米軍基地/ 訓練

おばあとの会話

 先日、テント村の座り込みに来ている沖縄のおばあ2人と話していて、とても考えさせられたことがありました。

 1人は辺野古に住んでいて、もう1人は那覇から来ている人でした。

 辺野古のおばあから、「あなた出身はどこなの?」と聞かれ、「長野県です」と答えたら、もう1人のおばあから、「そういえば、長野に空港あったよね?」と質問されたので、「はい、ありますよ」と答えました。

 そして、おばあ2人から返ってきた言葉に、はっとさせられました。

 「じゃ、普天間基地を長野にもっていったらいいさー」

 「防衛大臣だって長野県の出身でしょ?それなら、長野にもってくのがいいさー」

 2人のおばあは笑って言っていたので、僕は冗談で言っているのだと思い、「そうですね。じゃ、長野に誘致しましょうか?」と、僕も笑いながら返答しました。

 でも、内心はドキリとして、胸を締め付けられるような感覚がありました。そのおばあ2人の言葉がずっと胸に残り、その言葉の意味を考えていました。

 沖縄県民だけでなく、沖縄の過度な基地負担の実状を知り、負担軽減を望んでいる人達は、鳩山連立政権の掲げる普天間基地の「県外移設」に期待を寄せています。

 けれど、沖縄県外に住む人達は、「県外移設」を望みながら、誰も自分達の住んでいる地域に基地が来てほしいとは思っていません。それは、みんな基地の恐ろしさを知っているからです。

 だから、民主党は、「県外移設」を主張していましたが、政権獲得後、候補地が見つからず、その結果、岡田外相が、「県外移設は考えられない」と発言してしまったのです。

 僕自身も、普天間基地の県外移設に期待を抱きつつも、無意識のうちに、「自分の住む場所には来てほしくない」と思っていたのだということを、おばあとの会話で痛感させられました。

 もし仮に、僕が普天間基地の長野への誘致活動をしたら、地元住民は一斉に反発するでしょう。このことは、日本全国どこでもそうだと思います。

 だから、結局、普天間基地を県内に移設するという議論になってしまうのです。

 最近の普天間基地問題についての報道でいつも疑問に思うのは、なぜ「基地建設ありき」で話が進んでいるのか、ということです。

 基地なんてどこにもあってほしいものではないのだから、移設に時間がかかるのは当然のことです。それなら、いっそのこと、「新しい基地は造らない」という方向で議論はできないのでしょうか?

 当初、普天間基地は、「5~7年を目途に全面返還される」と、当時の橋本首相は表明しました。それがいつの間にか、「普天間基地は、代替施設が出来た後で返還する」という話にすり替わってしまいました。

 そして現在でも、「基地建設ありき」で普天間問題は報じられています。

 僕は、普天間基地は即時閉鎖・返還されるのが一番いいと考えています。もし代替施設が必要ならば、アメリカに造ったらいいと思います。

 しかし、どうしても基地が日本に必要だというならば、「なんで基地が必要で、戦争をする態勢をとらなければいけないのか?」という点を、日米両政府が真剣に話し合い、国民が納得できる説明をすべきです。

※岡田首相の沖縄訪問に関する記事
 沖縄タイムス
  「外相、「県外」検証せず 普天間移設」
  「外相「県外頭にない」普天間移設 政権公約“責任転嫁”も」
  社説 「「普天間」作業部会-過去の経緯を公表せよ」
      「政権公約とは何か-政治不信招く外相発言」
 
 岡田外相は一体どうしてしまったんでしょうか?発言がどんどん自民党が言っていたことに近づいています。顔色もとても悪いです。国民の見えないところで、一体何が行われているのか、とても気になります。
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by kohtaboy_gabihan | 2009-11-17 12:24 | ウチナーとヤマト

辺野古への新基地建設と県内移設に反対する県民大会2

 県民大会から一夜明けました。
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 沖縄タイムスや琉球新報では、県民大会の記事が大々的に掲載されました。特に、琉球新報は、1面と32面をぶち抜きで掲載しました。これを受けて、沖縄県外のメディアがどのように報道し、そして日米政府がどう動くのかに注目が集まります。

☆県民大会関連記事
 沖縄タイムス
  「県内移設に反対 「普天間」問題で決議」 
  「基地の連鎖断つ 県内移設反対県民大会」
  「普天間議題化を否定 日米首脳会談/岡田外相 結論年明け以降示唆」
  社説 「県民大会-首相は民意受け止めよ」

 琉球新報
  「「普天間」県内を拒否 県民大会で民意発信」
  「松沢発言に批判噴出 登壇者ら「知事も同罪」 県民大会」
  「「インパクト大」と評価 仲井真知事、現行案否定には疑義」
  社説 「沖縄のうねり/軍事偏重安保の転機だ 「聖域なき変革」は首相の使命」

 昨日の県民大会の様子は、大会主催者のブログ「集え!うちなーんちゅ!」で見ることができます。

 「集え!うちなーんちゅ!」 URL: http://taikai118.ti-da.net/

 そして昨日、辺野古の海に米軍の揚陸艦が出現し、そこから出たゴムボート8艇が辺野古の浜に上陸し、ボートから降りた兵士たちは銃を構えながら、陸に進軍していくという訓練が行われました。

 琉球新報 「シュワブで上陸訓練」
 沖縄タイムス 「シュワブで上陸演習 米軍ヘリも上空を旋回/住民「なぜこの日に」」

 なぜ、県民が「基地反対」を懸命に訴えているにもかかわらず、米軍はこんな訓練をするのか。米軍にとっては、「そんなの関係ねぇ!」なのか。地元住民の気持ちに配慮できない軍隊は、とっとと本国に戻ってほしい。そんな軍隊が、「日本の安全保障のため」にいるなんていうのは、明らかに嘘としか思えない。

 さらに、米軍関連の事件も発生しました。

 沖縄タイムス 「Yナンバーひき逃げか 読谷・男性遺体」(Yナンバー車両とは、米軍兵士が所有する車のことです)

 沖縄は、いつまで基地に翻弄されなければならないのでしょうか?
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by kohtaboy_gabihan | 2009-11-09 11:02 | 普天間問題

辺野古への新基地建設と県内移設に反対する県民大会

 ついに今日、宜野湾市の宜野湾海浜公園で、「辺野古への新基地建設と県内移設に反対する県民大会」が開催されました。
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 僕は、名護市からヘリ基地反対協議会のバスに乗って行きましたが、駐車場には大型バスが何台も止まっており、県内各地から老若男女多くの人々が集まっていました。

 会場に行くまでの道には、ビラを配っている人や街頭演説をしている人達が大勢いて、大会が始まる前からかなり熱気がありました。
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 本会場の野外劇場は収容人数が4000人程度だったので、多くの人が中に入れず、劇場周辺の広場で演説を聴いていました。僕もその一人でした。
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 大会は午後2時から始まり、普天間基地を抱える地元宜野湾市の伊波市長をはじめとする県内市町村の首長や、民主・社民・共産・国民新党等の政党代表者の演説が行われました。

 各演説者から普天間基地の早期閉鎖・県内への基地移設反対の意見表明がされると、会場から大きな声援と拍手が起こりました。

 特に印象に残ったのは、地元代表として演説した、大浦湾側の瀬嵩(せだけ)に住む渡具知武清さん一家の演説でした。

 武清さんは、先月瀬嵩で行われた満月祭りでも最後に印象に残る演説をしましたが、今日も奥さんや3人の子供達とステージに登り、全ての聴衆の胸に響くような演説をしてくれました。

 基地建設反対の声を上げるために多くの人が集まってくれたことに感動したようで、何度もつっかえていましたが、「子や孫の代にまで基地を残したくない」という熱い思いを語ってくれました。

 僕は外で聴いていたので、どういう表情で演説していたのかわかりませんが、外にいる人達にも、渡具知さんの熱い思いが伝わってきました。

 自治体の首長や政党関係者の演説は、しっかりとしていていいけれど、やはり「演説」じみていて、庶民の心までなかなか響きません。

 一方、渡具知さん一家の演説は、庶民目線で語っているので、聴いている人にも自分のことのように聞こえてきます。渡具知さんの演説には、他の人よりも大きな声援と拍手が贈られていました。

 また、渡具知さんの息子も続いて演説し、「鳩山総理は『県外移設』を約束したのに、何で守らないんですか?大人になると、約束を守らなくてもいいんですか?」と、率直に疑問をぶつけ、多くの人の心を打ちました。

 渡具知さんの息子さんは、普天間基地が辺野古に移設されると決まった時期に生まれ、小さい頃から、基地反対の活動に連れて行かれたようです。最初は、つまらないから行くのが嫌だったけど、「自分達の未来を守るために、お父さん、お母さんが必死に基地建設に反対しているんだ」ということに気づき、自分も基地建設に反対するようになったんだと、語っていました。

 やはり、今の大人の世代が声を上げていかなければ、子供達はそれに付いてこなくなるし、結果的に子供たちの未来をもつぶしてしまうことになるんだと、痛感しました。

 息子さんのスピーチの後には、双子の姉妹が、「ジュゴン大好き、エイエイオー!!」と、かわいい声で声を上げてくれました。

 最後に、大会決議とスローガンの提案と採択が行われ、3時半頃に県民大会は終わりました。

 主催者発表では、大会参加者は総勢2万1000名でした。3万人規模の大会を目指していましたが、準備期間が短かったことや、他のイベントと重なったこともあって、目標の人数には届きませんでした。

 しかし、駐車場は一杯だったし、劇場の外にも人があふれていたことを考えれば、沖縄県民の声は十分政府に届いたはずだと思います。

 今回初めて県民大会に参加しましたが、「基地反対」の声を上げるために、数万人の市民が一同に集まるというのは、本土から来た僕の目には、とても不思議な光景に映りました。しかし、それだけ基地に苦しめられている沖縄の人々の怒りや苦しみがあるんだ、ということを肌で感じる機会となりました。

 今日の沖縄県民の叫びを本土のメディアは果たして、どう報じるのでしょうか?
 
 沖縄の人々の声が、本土の人々にどれだけ伝わるのでしょうか?

 そのことが、とても気になります。

※ちなみに、昨日は嘉手納町で、普天間基地の「嘉手納統合案」に反対する町民大会が行われました。

☆県民大会関連ニュース(記事名をクリックすれば読めます)
 沖縄タイムス
  「普天間県内移設を拒否/県民大会「基地ノー」決議」(PDFの速報版が見れます)
  「嘉手納統合 反対訴え 普天間移設/町民2500人集結 デモ」
  「爆音禍もう限界/嘉手納町民大会/「増幅許さない」  参加者、決意固く」
  社説 「「普天間」迷走-合意の見直しは可能だ」
  社説 「嘉手納町民大会-民意に反する政策の愚」

 琉球新報
  「【号外】普天間の辺野古移設に反対 2万1000人が結集」(PDF号外版が見れます)
  「犠牲 いつまで 「今でも戦争のような状態」 嘉手納町民大会」
  「松沢知事「辺野古に」 米で講演、神奈川の再編懸念」
  社説 「普天間県民大会 確かな「総意」を示そう/「県外・国外」は新政権の義務」
  社説 「渉外知事会訪米 「県外不可能」に根拠なし」
 
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by kohtaboy_gabihan | 2009-11-08 23:12 | 普天間問題