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山は海に流れ流れて、海は山に降りそそぐ。全てのいのちはめぐりめぐる。
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憲法と安保
from 辺野古と高江に軍事基地は作ら..
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沖縄防衛局 資材撤収

 昨日も朝7時前に家を出て高江に行ってきました。

 途中コンビニで少し休憩をし、ふと横を見ると、どこかで見たことのある作業服の男性が2人。思わず何度見もしてしまいましたが、そう、彼らは沖縄防衛局の職員。後から続々と他の職員や作業員が来るのだろうかと思い、急いで高江に向かいました。

 高江に到着し、N4ゲートで座り込んでいる人に聞いてみると、もう7時前に大勢の防衛局員たちがN1ゲートに押し寄せ、作業を少し進められてしまったとのこと。N1の方に行こうとしましたが、いた人達だけで何とか作業を中断させることができたとのことで、僕はN4ゲートで待機することにしました。

 2ヵ所あるN4ゲートの内1ヵ所は一昨日の作業でほぼ完全にゲートができてしまっていましたが、もう1ヵ所は両脇を作られただけで、中央部分は阻止していました。
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(ほぼ出来上がってしまったN4ゲートのフェンス)
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(座り込みテントのある方のゲートはまだ阻止しています)

 その後、防衛局職員らはN4とN1の間にある新川ダムの駐車場で作戦会議をし、一時N4地区に作業員が来てちょっとした片付け作業をしていきました。ずっと住民の抗議を浴びていた彼ら作業員は肩身狭そうに作業をしていました。きっと彼らもこんな仕事はしたくないはずなのに・・・

 しばらくしてから、防衛局は資材を全て撤収することを決め、住民が見守る中で各ゲートに置かれていた資材をトラックに乗せていきました。

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 昼前には資材の撤収作業が終わり、最後は皆で防衛局員らの車を見送りました。
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 仮設フェンスの設置作業の工事期間は今週の日曜日までで、土日は作業しないと言ったそうなので、これでしばらくは作業には来ないだろうと思われますが、沖縄の人々はそのことを信用してはいません。これまで沖縄県内各地で行われてきた基地闘争の中で、防衛局(国)に何度騙されてきたことか。

 3月から6月までは貴重種の鳥であるノグチゲラの繁殖期に当たるため、作業はしないことになっていますが、どうなるかはわかりません。仮設フェンスの設置は、住民の抵抗がなければ、1日もあれば終わってしまうような作業なので、何かしらの口実を作ってやってくる可能性もあります。

 

続きはこちら・・・
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by kohtaboy_gabihan | 2010-02-27 12:56 | 高江(たかえ)

続くフェンス設置作業

 おととい、昨日と高江に行ってきました。23日は正午に着きましたが、その頃には30人近くの防衛局員と約20名くらいの警備員が来ており、フェンスの設置作業を進めようとしていました。

 去年沖縄に来てから、政府と地元住民が「たたかって」いる現場に行くのは初めてだったので、現場はどうなっているのだろうとあれこれ想像し、とても緊張しました。

 高江にはヘリパッド建設予定地に入るためのゲートがいくつかあり、今回はN4とN1ゲートの2ヵ所に仮設フェンスを設置しようとしています。

 23日はN1の方に集中的に押し寄せ、ゲートの脇の方からフェンスを徐々に設置していました。それでも、住民側は完成させないように沖縄防衛局員に対し、必死の抗議をしました。

 その時の様子を動画撮影したので、ご覧ください。


 見てわかると思いますが、防衛局職員の何人かはビデオカメラを手にこちらをずっと撮影していました。「映りたくない方は、下がっていてください」と言うのですが、そうやってビデオを撮ることで、「お前たちを監視しているんだぞ」と抵抗する人達に不安感を与え、抵抗運動を弱めようとしてくるのです。

 なので、こちら側も「それは肖像権の侵害です。こちら側も法的措置を取りますよ」と言って牽制しました。

 あと、若い職員が大勢来ていました。話によると、彼らは事情もよくわからずに連れてこられるようです。動画でも、住民と防衛局の責任者の間で、彼らはスクラムを組んでいましたが、ただただ頭を下げているばかりでした。同情するわけではありませんが、何ともつらい仕事だなと思ってしまいます。
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 長い交渉の末、N1ゲートの工事は一時中断されましたが、こちら側がやれやれと思って昼ご飯を食べていると、N4にいる人から連絡が入り、今度はN4の工事が始まったとのことで、休む暇もなくN4に向かいました(N1とN4の間は5km近くあり、移動するのも一苦労です)。

続きはこちら・・・
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by kohtaboy_gabihan | 2010-02-25 14:16 | 高江(たかえ)

なお止めぬ高江のフェンス設置

 今日も高江では、防衛局職員らが現れ、フェンス設置作業を強行しようとしているようです。(彼らも一応公務員なので、土日は休みます。ただ、「公共」のために「務めている」とは思えませんが・・・)

 現場にやってくる職員達は皆下っ端の人達ですから、上からの命令が絶対で、現場の人間の声を聞く余裕はありません。防衛局の内部も、軍隊とさほど変わらないのでしょう。だから、何とか市民の力でこうした組織のあり方を変えていきたいものです。

 昨日の琉球新報の社説は、現在の高江の問題を端的に書いていますので、ぜひ読んでみてください。

 『高江ヘリパッド 前政権の計画を洗い直せ』(琉球新報社説 2/21)

 また、保坂展人さんのブログで、首相官邸高官が普天間移設問題に関し、「死ぬ気で反対してこない限り、地元の意向は反映されない」と語っていたという朝日新聞の記事が紹介されています。

 『答えを誤ると沖縄の怒りが爆発する』(保坂展人のどこどこ日記)

 頑張って勉強して政府の役人になっても、その代償として「心」を奪われてしまうのは、何とも悲しいことです。

 薩摩の侵略以降、独立を奪われてきた琉球・沖縄の人々が、どんなに死ぬ気で自分達の生活・命を守ろうとしてきたのか、全くわかっていないのでしょう。

 そんな考えで「県内移設」を進めようとすれば、沖縄の人々の大きな怒りの渦に直面し、きっと頭を抱えることでしょう。

 民主党もやはり問題だらけの政党ですが、それでも自民党から政権が変わったことの意味は大きいと思います。もし今も自民党政権が続いていたならば、辺野古の海は大量の土砂で破壊されるところまできていたはずです。

 それに比べれば、迷走は続くものの、辺野古への基地移設の可能性は減り、普天間問題・日米安保に対する世間の関心が高まった今の状況には、幾らかの希望を見出すことはできます。

 僕の持つ希望は、米軍・日米安保の問題に対する世間の関心を高め、普天間基地を全面撤去、あるいは米国本土に移設すること。

 わずかな希望ではあっても、可能性がゼロではない限り、そうなるように行動していきたいと思っています。
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by kohtaboy_gabihan | 2010-02-22 13:46 | 高江(たかえ)

高江 予断を許さぬ状況

 高江では、昨日も朝から防衛局職員がやってきて、抗議する住民をよそに、1ヵ所の進入口に仮設フェンスを設置してしまいました。もう1ヵ所の設置は阻止できたようです。しかし、防衛局は諦めずに来週もやってくるそうなので、まだまだ安心できません。

 『高江ヘリパッド 防衛局、進入口に門扉 抗議住民らと押し問答』(琉球新報2/20)

 『住民との接触避ける 北部訓練場入り口にフェンス』(動画 琉球朝日放送2/19)

 『民主党県連 フェンス設置の中止を申し入れ』(動画 琉球朝日放送2/19)

 『検証 動かぬ基地 vol.92 米軍ヘリパッド問題 深まる対立』(琉球朝日放送2/10)

 『[シュワブ陸上案]いいかげんにしてくれ』(沖縄タイムス社説2/20)

 世間の目がオリンピックに向けられているのをいいことに、ここにきて政府は普天間基地の県内移設を主張し出し、高江では基地建設のための準備をしています。

 2004年、沖縄国際大学に米軍ヘリが墜落した時も、世間の目はアテネオリンピックに向けられており、沖縄県外のニュースではほとんど報じられませんでした。

 政府にとって、オリンピックは都合のいい催し物なのでしょう。そして、マスコミも大きく騒ぎたて、他の問題を見えなくしてしまう。メダルがいくつ獲得できるかより、人の命をどれだけ守れるかの方が大切なはずなのに・・・

 「命を大切にする」と施政方針演説で語った鳩山さんに、一つ聞いてみたい。

 命を守ろうとする人々を大切にしないで、一体誰を大切にするのか??
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by kohtaboy_gabihan | 2010-02-20 12:57 | 高江(たかえ)

緊迫する高江

 昨日、防衛局職員達が予告なしに高江にやってきて、ヘリパッド建設予定地までの進入路にフェンスを設置しようとしました。彼らは、「安全のため」と言っていますが、抗議する住民を排除し、粛々と「建設をするため」であることに間違いはありません。

 『作業開始 住民抗議 高江ヘリパッド―フェンス設置 職員、ビデオ撮影』(沖縄タイムス2/19)

 『沖縄防衛局、フェンス設置開始 東村ヘリパッド建設予定地』(沖縄タイムス2/18)

 『高江ヘリパッド 防衛局、フェンス仮設作業始める』(琉球新報2/19)

 『高江ヘリパッド、にらみ合い4時間』(琉球新報2/19)

 『高江ヘリパッド フェンス設置に着手』(琉球新報2/19)

 昨日は4時間にわたるにらみ合いの末、フェンスの設置は阻止しましたが、今日も防衛局職員が現れ、今この時間もフェンスを設置しようと試みています。

 辺野古のことばかりが報じられ、高江に関する報道は微々たるものなのがとても残念です。両者の軍事計画は密接に関係していることなのに・・・

 僕も時間を見つけて現地に駆けつけたいと思います。

 辺野古と共に高江のヘリパッド建設も阻止しましょう!
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by kohtaboy_gabihan | 2010-02-19 14:22 | 高江(たかえ)

普天間劇場

 普天間移設問題も与党内で移設候補地がまもなく提示され、ヤマ場を迎え始めています。

 そんな普天間問題をみていていつも疑問に思うのは、移設協議の場にアメリカの姿がないこと。

 日本国内では、政治家・官僚・マスコミが「日米同盟の危機だ!!」と大騒ぎしてあたふたしているのに、アメリカはそれを上から静観しているだけで、米国内ではさほど騒がれていないのが現状です。

 実際に基地を使用するのは米軍なのに、その基地移設を検討する場にアメリカ政府の姿がないのは何とも不可解です。

 しかし、移設先に関するアメリカの意見は、「現行案(辺野古案)がベスト」と一貫しています。

 それもそのはず。現在の辺野古案は、アメリカが50年以上も前から欲していたものだし、飛行場以外に軍港がつくというシロモノ。しかも、建設費用はすべて日本持ち。こんなすばらしい計画をそう易々と手放したがるはずがありません。

 ただでさえ、現在のアメリカは2つの泥沼の戦争を抱え、そのための費用は30兆円近くにもなっているのですから。

 結局、アメリカの姿なき普天間問題の日本国内でのドタバタぶりを見ていると、これはかつての「小泉劇場」ならぬ「普天間劇場」ではないかと思ってしまいます。

 脚本・演出・監督は、もちろんアメリカ。いくら日本側が様々な案を提示しても、最終的な決定権はアメリカ政府にあります(もちろん、ある程度は妥協するはずですが)。

 日本政府が県外・国外移設に向けて本腰を入れようとすれば、怒った演技をしたり、役人をホワイトハウスに呼びつける。そうすれば、日本のマスコミが「アメリカが怒っている!日米同盟が危ない!大変だ!!」と大騒ぎしてくれ、人々を不安がらせてくれる(今の大手マスコミは、まるでアメリカの広報機関)。

 そのようにして、アメリカは巧みに糸を操りながら、日本政府やマスコミを動かし、自分達に不利にならないような結論へと導いていく(その中でも社民党は奮闘している)。ベストな結論は、辺野古案に決まっているだろうけど、それ以外の案も隠し持っているはずです。

 普天間基地を抱える宜野湾市の伊波市長が指摘するように、米太平洋軍司令部の「グアム統合軍事開発計画」の中で在沖海兵隊のほとんどの部隊はグアムに移転するように記されています(グアムの先住民族であるチャモロ族の人達にとってはたまったものではありません)。

 しかしながら、そうしたアメリカ演出の「普天間劇場」に決して操ることのできない登場人物がいます。その登場人物は、普天間劇場に幾度も番狂わせを起こし、ついには主人公にまでなってしまう、アメリカにとってやっかいな人物です。

 それが、抵抗を続ける一般市民です。日米両政府の普天間基地の辺野古移設のシナリオを何度も書き直させてきたのは、粘り強く抵抗する人達の存在があったからこそです。

 この大きな力をさすがのアメリカも食い止めることができず、普天間劇場は日米両政府にとって予期せぬ局面を迎えました。

 この僕ら一人一人を含めた「民衆の力(ピープル・パワー)」が、今後どこまで普天間劇場をかき乱すことができるのか。それによって、クライマックスは大きく変わると思います。

 ただ、アメリカ政府は想像以上にしたたかで傲慢です。

 日本の閣僚・官僚・マスコミのように、手足に糸を付けられないようにご用心。

 ※以下の記事もご参考に・・・

 『民主党と下地幹郎議員の画策』(海鳴りの島から)

 『野中広務氏の〈提言〉なるもの』(海鳴りの島から)

 『「ゼロベース」で沖縄からベース(基地)をゼロに(その1)』(なごなぐ雑記)

 『「ゼロベース」で沖縄からベース(基地)をゼロに(その2/環境編)』(なごなぐ雑記
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by kohtaboy_gabihan | 2010-02-17 14:38 | 普天間問題

ONE SHOT ONE KILL

 先日、那覇の桜坂劇場で藤本幸久監督の『ONE SHOT ONE KILL』というドキュメンタリー映画を観てきました。
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 この映画は、アメリカ海兵隊の新兵訓練所において、普通の若者達が兵士になるまでを、入隊から卒業まで12週間かけて記録したものです。

 映画の感想は、「衝撃的」の一言に尽きます。軍隊というものが、いかに非人間的で非社会的なものなのかをまざまざと見せつけられました。

 サウスカロライナ州にあるその新兵訓練所には、毎週500人近くの若者達がやってくるそうです。真夜中に到着すると、それから48時間は寝させてもらえません。

 到着するなり、教官から「SCREAM!(叫べ!)」と怒号を浴びせられ、若者達は「YES, SIR!」と何度も叫ばなければなりません(この光景は卒業の時までずっと続きます)。

 家族に電話で話していいことは、「無事着いた」、「荷物は送るな」など、たった5行だけで、「ありがとう」や「愛してる」といった言葉を口にすれば、卒業まで家族に電話することはできません。しかも、電話をしている最中も、教官達は罵声を浴びせているのです。

 その後、一列に並べられ、全員髪を剃られます。中には、うっすらと涙を流している若者もいました。このような疲労と衝撃が、普通の人間が兵士に変身するのをたやすくするそうです。これは、何百年と続く軍隊の歴史の中で得られた「成果」だそうです。

 その後は、マーシャル・アーツ(格闘技)やライフルの射撃訓練等、人を殺すための実践的な訓練が行われます。そこで教えられる戦闘の心構えは、「たとえ1対10の状況になっても、相手を一人たりとも生きて返すな」ということ。

 一列に並んで、大声を出しながらマーシャル・アーツを練習する光景を見て、自分の高校時代の新入生に対して行われる応援練習を思い出しました。その応援練習も、新兵訓練所が「立派な兵士」を育てるのと同じように、「立派な高校生」に育てるために行われていた伝統でした(おそらくその伝統は今も続いている)。

 また、日本の企業でも、「立派な企業戦士」を育てるために、軍隊から取り入れた企業教育が行われている所もあるようです。結局、軍隊は非社会的な存在に見えても、軍隊的な要素は自分達の日常生活にも潜んでいるんだと思い知らされました。

 藤本監督やプロデューサーの影山あさこさんが辺野古に来た時に、この映画のことについて話を聞いたことがありますが、軍に入隊するのは、黒人や移民の人達が多いそうです。

 彼らの多くは社会的地位が低く、まともな教育も受けられず、仕事もほとんど見つかりません。しかし、家族の誰かが軍に入れば、家族全員が医療保険を享受でき、また軍の任期を終えれば、奨学金が支給され、大学に進学にすることもできるそうです。だから、ほとんどの若者がそれを目的に入隊してくると言っていました。

 映画でインタビューを受けていた若者達も、「英語の勉強をしたい」とか「周りの世界をみたい」とか、自分の可能性を開きたいという思いを語っていました。最初は「軍の任期終了後に何をしたいかわからない」と言っていた若者も、12週間の訓練を終えた後は「訓練の中で前の自分とは変わったと思う。将来は大学に進学したい」と、うれしそうに話している場面がありました。

 一般の社会では差別的な待遇を受けている彼らにとって、軍に入ることで「ちゃんとした教育」を受けられ、「国に尽くす立派な兵士」として周りから認められるということは、大きな変化に違いありません。さらに、将来の可能性も格段に広がります。

 藤本監督は、「アメリカの軍隊は名目上は「志願制」だけれど、本当は「貧困徴兵制」なのだ」と言っていました。

 最初は教官の罵声にパニックになっていた若者達も、12週間の訓練の中で「立派な兵士」に変わります。こうして、アメリカは今日も新たな兵士をつくりだし、終わりなき戦争を続けていくのです。

 そのアメリカに追随している日本も、戦争の闇に覆われています。僕達にできることは、その現実を知り、日本がアメリカのような「戦争国家」にならないための抵抗を考え、行動していくことではないでしょうか?

 『ONE SHOT ONE KILL』、一見の価値ある映画です。また、アメリカの戦争の現実を幅広く記録した『アメリカ―戦争する国の人々―』も併せて観てみてください。こちらも藤本監督が撮った8時間の超大作です。

 今後東京を始め全国各地で上映されるようですので、お近くに住む方はぜひ足を運んでみてください。

 上映スケジュールはこちら☟
 http://america-banzai.blogspot.com/ 
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by kohtaboy_gabihan | 2010-02-12 14:20 | 米軍基地/ 訓練

沖縄の桜

 今沖縄の桜は見ごろを迎え、県内各地で咲いています。沖縄の桜前線は、本土とは違い、北から南へと南下していきます。
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 沖縄の桜は、寒緋桜(かんひざくら)または緋寒桜(ひかんざくら)と呼ばれる種類のもので、本土のソメイヨシノほど花は多くありません。花の色は濃いピンクで、下向きに咲きます。

 ぱっと見、梅の花??と思ってしまいます。

 僕が住んでいる名護市の名護城(なんぐすく)公園でも先週末は桜まつりが開かれ、通りには屋台が並び、大勢の人で賑わっていました。
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 以前、大学時代の先生が沖縄に来られた時に聞いた話によると、沖縄の桜は大和から持ち込まれたものだそうです。その目的は、沖縄の人々に「日本人」の美意識を植え付けることでした。しかし、大和から一方的に強制されたわけではなく、沖縄の人々も大和の人から差別されないために、自ら望んで桜を植えたそうです。

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 これらの写真を見ると、「まさに!!」とうなずいてしまいます。そして、一番上には神殿があります。
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 石碑には、この桜は昭和3年に地元の青年団によって植えられたと刻まれていました。昭和3年(1928年)と言ったら、「大日本帝国」が帝国主義思想の下で、他国への侵略に突き進んでいた時代です。

 沖縄では、皇民化教育の下で自分達の言語や文化などがことごとく踏みにじられ、「日本人」になるように強制されていました。そうした歴史の中で、沖縄に桜が植えられたのです。

 沖縄の人々が自ら望んで植えたとしても、その胸中は複雑だったに違いありません。自分が生まれた土地の文化を自ら否定し、他所の文化を取り入れることに、屈辱や恥じらいの念があったんじゃないかなと思います。

 「当時の人達はどんな想いでこの桜を眺めていたのだろう?」と想像を膨らませてみると、ただ「きれいだなぁ」と感嘆していた自分に、歴史がずしりと重くのしかかってきます。

 この桜を眺めながら、「日本人」の美意識を取り入れようとした沖縄の人々は、大和の人々の差別にどれだけ苦しんできたのか?そして、その差別意識がまだ基地問題の中に残っている現在。

 今は「日本一」早い桜の名所として、沖縄の人達や観光客が大勢訪れていますが、この桜が背負ってきた歴史に目を向けることも大事じゃないかなと思います。

 沖縄の桜は、大和から持ち込まれたけれど、沖縄という全然違う自然環境と長い月日の中で、大和の桜とは違う桜に生まれ変わりました。

 沖縄や大和の人々の意識も、日々変わる世界情勢と歴史の中で、少しずつ変わってきています。

 揺れに揺れる普天間基地問題。一体どんな花が咲くのでしょうか?
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by kohtaboy_gabihan | 2010-02-05 14:22 | 戦争/ 軍隊/ 歴史

昨日の説明会

 昨晩、高江区の公民館で沖縄防衛局による説明会が開かれました。僕はバイトで行けませんでしたが、辺野古の方からも現地に行ったそうです。

 相変わらずの住民の気持ちをないがしろにする発言に、地元住民からは怒りの意見が飛び、会場は紛糾したようです。それにもかかわらず、防衛局は今年7月にも工事を再開することを明らかにしました。

 どこまで沖縄の人々を苦しめ続けるつもりなのか。本当に腹が立ちます。

 沖縄タイムス 『ヘリパッド7月着工 東村高江 防衛局が地元説明』

         『「区民の総意は反対」 高江ヘリパッド説明会』

 琉球新報 『「区民犠牲にするのか」 高江ヘリパッド移設工事再開』

 琉球朝日放送 『米軍ヘリパッド建設 沖縄防衛局「工事を再開』(動画)

 先週は稲嶺新市長の誕生に多くの人が感激していたのに、東京の永田町から寄せられるコメントはその喜びに水を差すようなものばかりで、怒るどころかあきれてしまうばかりです。

 沖縄タイムス 『岡田氏「普天間」継続も 移設先検討 選択肢なくばと言及』

         『県民あきれ「またか」 政権交代に疑問も』

 琉球新報 『「内閣改造しかない」 岡田外相「普天間固定化」発言』

       『地元 不信渦巻く 岡田外相「普天間固定化」発言』

 政権獲得前は「県外移設」を鳩山さんと共に主張していた岡田さんは、一体いつからアメリカの代弁者になってしまったのでしょうか?鳩山さんの足を引っ張るような発言ばかりしているのが信じられません。そんな人が国の政治のトップにいていいものか、不思議でなりません。

 話は変わりますが、今日の沖縄タイムスの社説は興味深かったので、こちらも併せて読んでみてください。

 沖縄タイムス社説 『日中歴史研究 見えない「沖縄の視点」』
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by kohtaboy_gabihan | 2010-02-02 23:23 | 高江(たかえ)

選挙に思うこと

 選挙を見ていていつも思うのは、選挙運動が宣伝合戦(人気取り競争)になってしまっていることです。今回の名護市長選も例外ではありませんでした。

 日夜選挙カーが街中を駆け巡り、候補者の名前を連呼し、終盤戦では応援ソングを大音量で流していました。特に、島袋陣営の歌は手が凝っていてすごかった!耳に焼き付いて、思わず口ずさんでしまいそうになるほどでした。おそらく、それを狙っていたんでしょう。

 また、家のポストにはたくさんのビラが入れられ、うんざりしている市民も結構いたそうです。

 たしかに知名度を上げることは重要かもしれませんが、結局このような宣伝合戦に終始してしまって、肝心なことが有権者にちゃんと伝わっていないのが、日本の選挙の現状のように思います(実際、日本だけじゃないですが)。

 数々の政策が華々しくショーウィンドーに並べられているけれど、「じゃあ、実際にそれをどうやってやるの?」という部分がきちんと語られません。これでは、小学校や中学校の生徒会の選挙と特に大差ありません。

 実際の選挙は、市民一人一人の生活が懸かっているわけだから、自らの掲げる政策について具体的に説明したり、有権者と議論したりする場がもっと設けられるべきではないかと思います。

 そこがきちんとできていないから、民主党政権は、政権獲得したにも関わらず、普天間移設問題であんなにぶれてしまうのではないでしょうか。

 今回の名護市長選の投票率は、過去最低だった前回に比べ、わずかに2%程度しか上がらず、76.9%止まりでした。マスコミが騒ぎたてるほど、市民の関心はそれほど高くなかったのかもしれません。逆に、周りが大きく騒ぎたてたせいで、有権者の関心が冷めたという部分もあると思います。

 僕が働いている職場には自分と同年代の人が数人いますが、去年の総選挙の時は少し話したけれど、今回の市長選については誰も口に出しませんでした。長年市民を分断してきた市長選なので、話しにくい部分があったのかもしれませんが、僕の目にはあまり関心を持っていないように映りました。

 人々(特に若い人)の政治への関心を高めるためには、今回の選挙活動に関わる中で見た、日本の選挙の未熟な部分を改善しなければ先に進まないと思います。

 新しい名護市長の誕生を喜びながらも、新たな未来に向けての課題も見つけた今回の市長選でした。

 
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by kohtaboy_gabihan | 2010-02-01 13:26 | 政治/ 行政